親が高齢になったとき3
電化製品を買い替える時、気をつけること
ブログに訪問いただき、ありがとうございます✨
今日は電化製品を買いかえる時、少し気をつけた方が良いことを書きます。
・なるべく前の商品と型が近いものを選ぶこと、です。
昔、実家の炊飯器を買いかえたとき、親が操作が飲み込めず、しばらくパニックになりました。
出入りの電器屋さんに、適当に選んでもらうようお願いしたのですが、メーカーが変わったら、スイッチの位置などが違うため、ご飯が炊けなくなりました。
操作を電器屋さんに聞いても忘れるし、取り扱い説明書は読んでもわからない。
結局、私が大きな字で炊き方を書いて壁に貼りました。
約一週間、一緒に操作をしてなんとか使えるようになりました。
母が70代後半のことでした。
子供の私としても、「え!こんな操作も出来なくなるのか?」と少しびっくりしました。
認知機能が、少し低下していたのでしょうか。
けれども、「出来ない」ということは、本人が多分一番ショックなのではないかな?と思います。
教会のご高齢の方が、「色々忘れっぽくなって、これから自分はどうなるんだろう、と心配になる」と話してくださったことがありました。
その時、忘れること・色々出来なくなることは、ご本人にとって大きな不安なのだと知りました。
「出来ない」に焦点をあててしまうと、子供としても「認知かも」等不安になります。
けれども、あまり心配しなくても手が慣れていることは、案外忘れることなくスムーズにできるもののようです。
ですから、電化製品を買い換える時は
・多機能や新機能を避ける
・なるべく使いなれたものと同じものを選ぶ
・可能ならついていって、一緒に選ぶ
といったことを心がけると、お互い余計なストレスがたまらなくて良いのではないでしょうか。
親子ともども老いを受けとめつつ、あまり余計な不安を感じないで過ごせると良いなぁと思っています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました✨
ゴールデンウィークを楽しく、そして少しゆっくりと過ごせますように。