行政書士事務所 ほりうち

福岡市で行政書士をしています。 

親が高齢になった時のこと2

連絡を取りながら見ておくこと

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こんにちは。ブログに訪問いただきありがとうございます♪

 

前回、親が高齢になったとき、定期的に連絡を取ることをお伝えしました。
今日は連絡をとりながら、気をつけておいた方がよいことを3つ書きたいと思います。

 

1. 食事のこと

 
→栄養バランスも大事ですが、同じものばかり買ってきたり作ったりしていないか?
毎日同じものばかり買っている場合、以前はどうだったか思い出してください。

もともとは割とグルメだったのに、変わってきていませんか?

 

→お酒を飲む場合、酒量が増えていないか
晩酌が、朝や昼にまで増えていないか。それとなく確認しましょう(直接本人には聞かないほうがいいです)。

 

以前と比べて、同じものを食べ続ける、明らかに酒量などが増えている、といった場合、少し気をつけて様子を見たほうが良いです。

 

2. 病院に通っている場合


→まずは、大体どれくらいの頻度で通院しているのか確認しておきましょう


月に一回のはずが、このところなぜか頻繁に行っている、またはちっとも行っていない、ということが起こりえます。

 

こちらから「今週病院だっけ?」などと尋ねてみると、様子がわかります。(「ちゃんと行ってる?」ときくと、たぶん「行ってるよ」と言われるので、話の聞き方も少し工夫がいります)


薬を飲み忘れて通院の間が空いていたり、逆に行ったのを忘れて頻繁に行っている場合があります。その時も要チェックです。

 

3. 怪しいセールス
→高齢者だけの家だとわかると、頻繁にセールスがやってきたりします
うちも電話で「屋根の工事が~」と言われ、翌日見に行ったら屋根の吹き替えの工事が始まっていました(汗)

 

親は案外子供には相談せず、即決してしまうことがあります(被害にあっても、子供には黙っていることも)。

日頃の雑談でぽろっと話してくれることがありますので、聞き逃さないように。


他にもありますが、「ちゃんと食べてる?」「お酒飲みすぎていない?」「病院は行ってる?」「そんな怪しい話にひっかかって!」と質問攻めにしたり、問い詰めると、親も本当のことを話してくれなくなります。

 

私たちも、「宿題やったの?」「だらだらして!」と親に言われると反発していませんでしたか?…お互い様です。

 

だからこそ、日常の何気ない話の中で様子を知っていくことは、無理のない、双方にやさしいあり方だと思います。

うまく雑談しながら、相手のことを引き出していくというのは、ビジネスに限らず親との関係でも大事なスキルだと思います。

 

最近読んだ安田正さんの「超一流の雑談力」は、色々と参考になることが多かったのでおすすめです。*今は「超・実践編」も出版されています。

超一流の雑談力

今日も読んでいただきありがとうございました。