行政書士事務所 ほりうち

福岡市で行政書士をしています。 

親が高齢になったとき4

室内での転倒注意!

ブログに訪問いただき、ありがとうございます✨

 

今日は題の通り、転倒の危険性について書きます。
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高齢者の事故、特に転倒は自宅が一番多いと言われているのはご存知でしょうか?

 

「え~?うちはそんなに段差はないけれど」と思われるかもしれません。

 

ところが、段差といえないようなところでも転んでしまうのです😥

 

例えば、コンセント、ホットカーペット等の敷物、また極端な話、なにもないところでもつまずいて転んでしまいます。

→全部わが家が経験したことです。

 

転んでも、自分で起き上がれるのなら良いのですが、起き上がれない場合は大変です。

(夜、何度か助け起こしに行きました。)

 

実は、教会に来られてる方からも、「先週家の中で転んだんですよ」「外出先で転びました」といった話をよく聞きます。

 

ですから、親が「少し足腰弱ってきたかな?」というときは、一度実家に行って確かめることをお勧めします。

 

・延長コードはなるべく壁に沿わせる。

・敷物はなるべく減らす、ずれないものに替える。

・壁づたいに移動できるようにする等、歩くときの支えになるものを作る。

 

等は、簡単に取り組めるので、ぜひお試しください。

 

またそれだけでなく、もう少し本格的にリフォームを検討される場合もあると思います。

 

親御さんが、介護認定(要介護または要支援)を受けている場合でしたら、

「高齢者住宅改修費用助成制度」

が受けられます。20万円までの改修費用に対して、最大18万円まで助成金を受けられます。

申請の手続き等があるので、ぜひケアマネージャーさんに相談してみてください。

 

介護認定を受けていなくても、各自治体によっては「バリアフリー化支援金」「高齢者住宅整備金」等、独自の助成金制度があるケースもあります。

 

※例えば福岡県では、「既存住宅流通・多世代居住リノベーション推進事業」が4月から始まっています。

(若年世帯、子育て世代と、高齢者世帯がともに安心して暮らせる多世代居住推進の支援です)

 

一度親御さんの自治体のHPをのぞいてみると、良い情報があるかもしれません♪

 

また、助成金が受けられなくても、 

所得税の減税制度、固定資産税の減税制度で、税金の還付を受けられることもあります(親御さんが納付している所得税、固定資産税です)。

 

色々と書きましたが、まずは簡単にできることから、取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

そして、もう少し本格的に改修をというときにも、色々な助成制度があることを知っておけば、少し気持ちが楽になりますよね。

 

いずれは取り組まなければならないこと。

それならば、少しずつ情報を集めておくことが、子供にとっても少し安心につながると思います。

 

なんとかなる、多分大丈夫✨という気持ちになれれば、良いですよね。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。