行政書士事務所 ほりうち

福岡市で行政書士をしています。 

親が高齢になった時のこと

定期的に連絡をとることがだいじ

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こんにちは。ブログにご訪問いただきありがとうございます♪

 

今日は親が高齢になったとき、子供がしておきたいことをお話したいと思います。

 

うちの両親はいわゆる高齢出産で、私自身も30過ぎて結婚したため、子育てとお互いの両親の老いの問題は、ほぼ同時進行で始まりました。

 

老いというものはあるとき急に始まるものではなく、徐々に進んでいき、気づいたときには、認知機能などにかなり問題がでていることがあります。

(最近よく高齢者の自動車での事故が多いのも、その一例ではないでしょうか)

 

早く親の変化に気づくことができれば、大事に至る前に対処することができます。

参考にしていただければ幸いです。

 

定期的な連絡が、親の安心につながる。(ポイントは「定期的」です)
子供としても親の状態を知ることができる。

 

私は、毎週水曜日の夜7時に、実家へ電話をするようにしていました。
産後うつだった私が、夫が不在の水曜日の夜に、自分の不安解消ために連絡したのがきっかけでした。

 

その後元気になってからも、電話を続けていました。


すると親も「あ、由紀の定期便だ」と、曜日や時間の認識が抜けにくく、孫の声を聞くことを楽しみに待つようになりました。(水曜日は午後からそわそわしていたそうです。)

 

年齢が進むにつれ、新しいことや急なことに対応しにくくなるので、連絡する日を決めておくと、お互いスムーズにやり取りができる気がします。


電話を切るときにも、「じゃあまた、水曜日にね」と一言添えると、親も「また水曜日ね」と、待っていてくれました。

 

いつもと同じ時間に連絡したときに、親がそれを忘れて「え?」といった反応をしたときは、曜日や時間の感覚が鈍くなっている恐れがあります。


そんな時は少し気をつけて様子を見にいったり、電話の回数を増やしたりしていました。

(片親だけでなく、父と母の両方と話すのも大事です。)

 

中には、「忙しくてなかなか決まった時間に連絡できない」というケースもあると思います。しかしそんな場合でも、ほんのちょっとの時間でいいので、連絡を取ることをおすすめします。


親御さんの方は、一度「あの子は〇曜日〇時頃電話してくる」とインプットされたら、ずっと連絡をまっているので。

 

私も、何回か用事で電話しないことがありましたが、そうすると向こうからかかってきたり、心配されたり、ということがあったので、短くても時間を取るようにしました。

 

「思い出したら連絡する」じゃなくて(親に)覚えていてもらうために定期的に連絡する」のです。

 

夫は週に1~2回実家へ顔を出し、短い時間でも会って様子を見にいっていました。

 会いに行くのでも、電話でも、それはあなたがやりやすい方法でかまいません。

 

大事なのは連絡を定期的にとることです。

話す内容は、他愛もないことでかまいません。「今夜何食べた?」とか。

時には、「今日は用事があるから、ちょっとだけね」ということもありました。

 

いつも電話してくれる、気にかけてくれているという事実が親の「安心」につながるように思っています。

 

そして、親とのコミュニケーションを取っておくことが、先々親の介護などのハードな局面での大変さの質を、ずいぶん変えてくれます。

 

少し大変かもしれないけれど、親との定期便コミュニケーションを始めてみませんか?

 

今日もお読みいただきありがとうございました。