行政書士のお仕事
行政書士のお仕事のこと
こんにちは。
ブログ更新が遅れてしまいました💦
この一週間余りで、事務所に必要な機材などを大体そろえることができました。
あとは行政書士会への申請なのですが、実はまだ事務所の名前を検討中です。
(しばらく迷走中しています、すみません💦)。
さて、行政書士試験に合格したことを報告すると、何人かの方から
「えー、じゃあ相談にのってもらおうかな」といっていただきました。
ありがたいことです☆
けれども、行政書士の仕事って何をするのか、イマイチわからない…ということはありませんか?
今日はそんなことについてお話ししてみます。
行政書士も、細かくあげると沢山の仕事内容があります(例えば遺言、相続、契約書、国籍取得、土地活用、知的財産の保護、法人の手続き…etc.)。
けれど、それらをざっくりまとめると「面倒くさいことを代わりにやります」というお仕事かな、と思います。
例えば、相続の手続きや遺言書を書く手続き、飲食店や民泊の開業の届け出など、本人が自分でやろうと思ったらやれないことはない。
けれどもいざそれをやるとなると、時間も労力もかかるし、正直面倒くさい。
早くお店を始めて経営を軌道に乗せたいのに、事務手続きにものすごく時間をとられるのって、イラっとする。
家族の葬儀を終えて疲れ果てている、悲しみも癒えていない、そのときに相続をはじめ諸手続きをするのはとってもしんどい。
私が親の葬儀をしたとき、親戚の方から「あのね、葬儀よりもこれからが大変だからね。しっかりするのよ」と言われました。
実際、何度も役所や銀行に行きました。たくさん書類を申請したり提出したり、かなりややこしくて、消耗したことを思い出します。
特に、父が亡くなり、その後母が亡くなったときは「もう自分だけだから」という気持ちになり、かなり長く手続きをせず放置してしまいました。
そこから腰を上げるのがなかなか大変だったことを、今でも覚えています。
そういう、その人の人生の大事(良くも悪くも)な時、本人でなくてもできることは代わりにお手伝いして、少しでも負担を軽くしていただく…それが行政書士の仕事ではないかと思っています。
お話の内容によっては「それは司法書士さんに」「税理士さんに」というケースもあります(専門職ですね)。
その場合はご相談を受けてから、他の先生方をご紹介させていただきます。
ただ、「誰に相談していいのかわからない」と困っている人がいるのならば、そんなとき私たち行政書士に声をかけていただければうれしいな、と思います。
他の先生(弁護士や司法書士など)の専門分野を、行政書士が無理やりやってしまうようなことはありません(法律違反になります)。
専門の方をご紹介することも含めて、お話をお聞きすることが仕事だと思っています。
また、守秘義務がありますので、いただいたご相談を他へ漏らすようなことはありません。
ですので、困ったとき安心して相談できる選択肢の一つとして、行政書士を頭の片隅においていただけたら幸いです。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。