行政書士事務所 ほりうち

福岡市で行政書士をしています。 

行政書士試験 合格者インタビューのこと2

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昨年のイースター。ウサギの折り紙に卵が入っています。


行政書士事務所開業準備

アガルートアカデミー合格者インタビューのこと2

ブログにご訪問いただきありがとうございます☆

 

合格者インタビューを受けるための振り返りをして、気づいたことがありました。

 

1.できない自分を認められなかった

→最初のうち問題が2~3割くらいしか解けませんでした。

そんな出来の悪い自分がいやで、「なんとか理解して点数を上げよう」とムキになりました。結果とても時間がかかり、予定より遅れていきました。

 

2.受験までの間には不測の事態が起こりうる

1で書いた通り、ただでさえ勉強が遅れぎみのときに、子供が体調を崩しました。

そんな時はもちろん、子供のことが優先されます。

→計画を立てるとき「できる」と考えた6~7割くらいしかできないことがある、ということを身をもって知りました。

 

3.暗記ができない

これって、受験勉強をするとき致命的だと思うのですが…汗。

大学卒業して何十年もたっているので、「ここは覚えましょう」と言われても

「暗記ってどうやるんだったけ?」状態でした。すっかりやり方を忘れていました。

 

ほかにも色々ありましたが、

「自分を客観的に判断する力が弱い」

これに尽きたと思います(服のことと同じですね)。

 

・できない自分を消そうとするのではなく、「できてないな」と受け止め

そこをマークして先に進む。後から復習する。

・思ったより勉強がすすまないことも折り込み、少しゆとりある計画を立てる。

 

そのようにすればよかったというのが反省点です。

 

暗記については、紙に書きだしても、声に出しても忘れてしまい、途方にくれました。

 

結局、行政書士試験に出る法律の、穴埋め問題集を買ってきて、それを解きながら六法をマーク、テキストに戻る、問題集を解くということを繰り返しました。

 

覚えようとするより、問題を間違えながらでもやることが結果的によかったです。

延々と✖が続きましたが、繰り返すうちに頭に入ってきました。

 

そうすると、憲法をはじめとする各法律がどう絡まっているのかが、なんとなく見えはじめ、少しずつ問題が解けるようになりました。

 

勉強をするということは、なにか自分の上に知識を積み重ねていくことのように思っていましたが、どうもそれだけではないようです。

 

自分のできなさに直面して、そこで自分の弱点をみつけ、攻略のための策を練る…。

そしてチャレンジして、だめならまた策を考えてチャレンジし、クリアしていく。

ちょうどゲームの主人公になったような感じでしょうか?

 

落ち込むこともたくさんあるけれど、それは最高にエキサイティングなチャレンジだと思いました(自分の人生を賭けるのですから)。

試験の勉強をする中で、メンタルが鍛えられたというのが実感です。

 

その点において「勉強は面白い!」「わくわくする」と、言えます。

どう攻略していくか?と思うとやる気が出る感じです。

やらされる勉強はつまらないですが、自分から向かっていく勉強は面白いです。

 

行政書士試験に合格して、開業の準備を始める中で、これまでの勉強の何倍も学ぶことが多いと、今気づいています。

「おおぅ…」と思わないでもないですが、気持ちを新たにチャレンジしていきたいと思っているところです。

 

今日もお読みいただきありがとうございました☆