補聴器は医療費控除の対象になります
ブログにご訪問いただきありがとうございます☆
教会にグミがなりました。
前回、補聴器購入の際受けられる、公的な助成についてお話しました。
もし少しでもお役に立てたのなら、うれしく思います。
この補助はとてもありがたい制度なのですが、一つ欠点があります。
それは、かなり難聴の程度が重い人でないと、対象にならないということです。
そのため、少し耳が程度の遠い軽症~中等度の方は申請が認められない可能性があります。(自治体によっては、独自の補助を行っている場合もありますが)。
しかし、まだあきらめなくても大丈夫です。ほかにも金銭的バックアップを受ける体制はあります。
補聴器は医療費控除の対象になります
実は2018年度から、補聴器の購入費用が医療費控除の対象となりました!
医療費控除の制度はごぞんじでしょうか?
これは、必要な書類をそろえて確定申告(医療費控除の申請)をすれば、納めた所得税から還付を受けられるという制度です。
18年度から補聴器の購入も認められるようになったので、是非確定申告で還付を受けてください。
(医療費控除を受けられた例)
補聴器ではありませんが、娘の歯列矯正も「医療行為の対象になる」と診断されました。
お医者さんが診断書を書いてくださったので、この春の確定申告で還付を受けることができました♪
お金が戻ってくるとやはりうれしいです。
1つ注意があります。
医療費控除で還付されるのは、あくまで納めた税金の範囲からです。
税理士をしていた父曰く、「払った税金以上には戻ってはこんぞ」だそうです。
その点だけは頭に入れておいてくださいね。
医療費控除の手続き
①まずは病院で診察を受ける。(補聴器相談医で受診します)
その際「自分は医療費控除の対象になるか」を尋ねてみてください。
↓
②対象になる場合、「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」に記入をお願いします。
→医療費控除の対象なら、「必要な書類を書いていただけますか?」と頼めば大丈夫だと思います。
↓
③ ②で書いてもらった書類を持って、補聴器販売店で補聴器を購入します。
(お店で書類を渡してください)
↓
④ ③のお店で、②の書類の写しと補聴器の領収書を受け取ります。
→これを保管しておいて、確定申告の医療費控除の申請書に記入し申告します。
*従来のように領収書提出は不要の代わり、5年間の保存が求められます。
そのため、確定申告をしたあとも必要な診断書や領収書はファイル等に入れて保管しておきましょう。
文字で読むと、とてもややこしく感じてしまいますね💦
難しいことはさておき、
①補聴器購入費用も医療費控除の対象になる
②お医者さんに尋ねて、書類を書いてもらう
③確定申告をする
その3点がわかれば大丈夫です。
医療費控除で多少お金が還付される、それで補聴器購入のハードルが、少しでも下がれば良いなと思います。
あなたの日々の困りごとに、少しでもお役に立てるのならばうれしいです。
きょうもここまでお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう♪